2020年度時限研究会 認知モデル研究会「認知過程の多面的な理解とモデル化」実施報告

認知モデルとは, 概念レベルから計算レベルまでの幅広いモデルの領域で, 人間の認知過程を情報処理的に理解することを目指した研究領域である. 従来, 米国では認知アーキテクチャの分野として1980年台から盛んに研究されてきたが, 日本ではまとまった研究活動としての活動はなかった. そのため日本ではこれまで, この分野の研究者はそれぞれの母体となった分野で個々に研究を積み重ねてきた. しかし人工知能が盛り上がりつつも人の知能と比しての限界が見えつつある今, 認知モデルの分野の活動を活性化するべきと考える....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Nihon Shinkei Kairo Gakkai shi 2021/06/05, Vol.28(2), pp.102-102
1. Verfasser: 大森, 隆司
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:認知モデルとは, 概念レベルから計算レベルまでの幅広いモデルの領域で, 人間の認知過程を情報処理的に理解することを目指した研究領域である. 従来, 米国では認知アーキテクチャの分野として1980年台から盛んに研究されてきたが, 日本ではまとまった研究活動としての活動はなかった. そのため日本ではこれまで, この分野の研究者はそれぞれの母体となった分野で個々に研究を積み重ねてきた. しかし人工知能が盛り上がりつつも人の知能と比しての限界が見えつつある今, 認知モデルの分野の活動を活性化するべきと考える.
ISSN:1340-766X
1883-0455
DOI:10.3902/jnns.28.102