維持期脳血管疾患におけるエンドエフェクター型歩行補助ロボットが歩行に与える影響
〔目的〕脳血管疾患特有の歩行動作に対して,エンドエフェクター型歩行補助ロボット使用による変化を検証した.〔対象と方法〕対象は,発症6ヵ月以降の自立歩行可能な症例11名とした.歩行補助ロボットの補助の有無による歩行を比較した.評価項目は,歩行速度(m/min),歩行率(steps/min),歩幅(m),Physical Cost Index(beats/m)(以下,PCI),Borg Scale,心拍数変化量とした.〔結果〕歩行補助ロボットの補助歩行と比較して,補助があると歩幅は有意に広くなり,PCIは有意に低くなった.〔結語〕歩行補助ロボット使用によりPCIが低い結果となり,低い運動負荷量で歩...
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Veröffentlicht in: | Rigaku ryoho kagaku 2018, Vol.33(2), pp.301-305 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 〔目的〕脳血管疾患特有の歩行動作に対して,エンドエフェクター型歩行補助ロボット使用による変化を検証した.〔対象と方法〕対象は,発症6ヵ月以降の自立歩行可能な症例11名とした.歩行補助ロボットの補助の有無による歩行を比較した.評価項目は,歩行速度(m/min),歩行率(steps/min),歩幅(m),Physical Cost Index(beats/m)(以下,PCI),Borg Scale,心拍数変化量とした.〔結果〕歩行補助ロボットの補助歩行と比較して,補助があると歩幅は有意に広くなり,PCIは有意に低くなった.〔結語〕歩行補助ロボット使用によりPCIが低い結果となり,低い運動負荷量で歩行練習ができた.また,歩幅の改善が得られたため歩行能力の改善も示唆された. |
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ISSN: | 1341-1667 2434-2807 |
DOI: | 10.1589/rika.33.301 |