異なる運動強度の膝関節伸展運動が運動直後の血管拡張能に及ぼす影響

〔目的〕異なる運動強度の膝関節伸展運動が,運動直後の血管拡張能に及ぼす影響について検討した.〔対象と方法〕対象は若年健常男性17名とした.異なる運動強度の膝関節伸展運動前後の血管拡張能の変化について反応性充血指数を用いて測定した.また,運動前から運動後の心拍出量を測定した.〔結果〕反応性充血指数は20%1RMで運動前1.54 ± 0.36から運動後1.78 ± 0.48に増加した.心拍出量は,運動前と比較して各運動強度で, また20%1RMに対して,50%1RM,80%1RMにおいて,有意に増加した.〔結語〕低強度の膝関節伸展運動は,運動直後に血管拡張能を改善させる可能性が示唆された....

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Veröffentlicht in:Rigaku ryoho kagaku 2018, Vol.33(1), pp.1-5
Hauptverfasser: 鍵田, 麻奈, 尾花, 朋也, 岸, 岳志, 加藤, 愛理, 吉田, 佳介, 正保, 哲
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕異なる運動強度の膝関節伸展運動が,運動直後の血管拡張能に及ぼす影響について検討した.〔対象と方法〕対象は若年健常男性17名とした.異なる運動強度の膝関節伸展運動前後の血管拡張能の変化について反応性充血指数を用いて測定した.また,運動前から運動後の心拍出量を測定した.〔結果〕反応性充血指数は20%1RMで運動前1.54 ± 0.36から運動後1.78 ± 0.48に増加した.心拍出量は,運動前と比較して各運動強度で, また20%1RMに対して,50%1RM,80%1RMにおいて,有意に増加した.〔結語〕低強度の膝関節伸展運動は,運動直後に血管拡張能を改善させる可能性が示唆された.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.33.1