コンクリート路盤を改良杭で支持する補強盛土工法における設計手法
新幹線盛土のような高い性能が要求される盛土の盛土材として適さない建設発生土の有効利用を図るために,ジオテキスタイルを用いた補強盛土内に地盤改良杭を打設し,これによりコンクリート路盤を支持する新しい盛土構造(パイルスラブ式盛土)の開発を行っている.これまで,1/10スケールの模型振動実験や部材の要素試験等から本盛土構造の適用性,耐震性を確認し,構造体の確立を行ってきた.パイルスラブ式盛土は,補強盛土内に改良杭を打設する従来の盛土構造とは異なる構造である.このため,本盛土構造を適用するには,地盤改良杭を考慮した設計法の確立が必要であった.本論文では,これまでの実験結果より得られた知見を基に行った設...
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Veröffentlicht in: | Geosynthetics engineering journal 2014, Vol.29, pp.49-56 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 新幹線盛土のような高い性能が要求される盛土の盛土材として適さない建設発生土の有効利用を図るために,ジオテキスタイルを用いた補強盛土内に地盤改良杭を打設し,これによりコンクリート路盤を支持する新しい盛土構造(パイルスラブ式盛土)の開発を行っている.これまで,1/10スケールの模型振動実験や部材の要素試験等から本盛土構造の適用性,耐震性を確認し,構造体の確立を行ってきた.パイルスラブ式盛土は,補強盛土内に改良杭を打設する従来の盛土構造とは異なる構造である.このため,本盛土構造を適用するには,地盤改良杭を考慮した設計法の確立が必要であった.本論文では,これまでの実験結果より得られた知見を基に行った設計手法の検討,試設計による適用範囲の検討結果について述べる. |
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ISSN: | 1344-6193 1883-146X |
DOI: | 10.5030/jcigsjournal.29.49 |