ピアノ曲の難易度推定に関する研究

本研究は、独学でピアノの練習をしたい人に、嗜好の練習曲を推薦するシステムの開発である。先ず、ユーザに将来弾いてみたい嗜好の曲の集合を入力してもらい、それを難易度の高い順に並べ替える。次にユーザの習熟度を調べ、それに最も近い上位の難易度の曲を練習曲として推薦するものである。これにより、難易度の低い曲から高い曲へ順に練習曲を選ぶことが可能となる。本論文では、教則本のバイエルのように難易度順に並んでいるピアノ曲の集合を予め登録しておき、入力されたユーザの嗜好にあった各曲と難易度が類似している曲を求めることにより、ユーザの嗜好にあった曲を難易度順に並べ替える。また、習熟度は曲が弾けるかどうかで判る。尚...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Studies in Science and Technology 2017, Vol.6(1), pp.73-80
Hauptverfasser: 島内, 俊彦, 億谷, 尚仁, 南保, 英孝, 木村, 春彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:本研究は、独学でピアノの練習をしたい人に、嗜好の練習曲を推薦するシステムの開発である。先ず、ユーザに将来弾いてみたい嗜好の曲の集合を入力してもらい、それを難易度の高い順に並べ替える。次にユーザの習熟度を調べ、それに最も近い上位の難易度の曲を練習曲として推薦するものである。これにより、難易度の低い曲から高い曲へ順に練習曲を選ぶことが可能となる。本論文では、教則本のバイエルのように難易度順に並んでいるピアノ曲の集合を予め登録しておき、入力されたユーザの嗜好にあった各曲と難易度が類似している曲を求めることにより、ユーザの嗜好にあった曲を難易度順に並べ替える。また、習熟度は曲が弾けるかどうかで判る。尚、難易度の類似性を調べるのに最近傍法とニューラルネットワークを用いた。
ISSN:2186-4942
2187-1590
DOI:10.11425/sst.6.73