粗い領域メッシュにスプライン補間を適用して詳細な浸水深分布を作成する手法

本研究では,広い領域メッシュの解析結果を狭い領域メッシュの地盤標高モデルに反映させる手法を提案する.具体的には,25mメッシュでの計算結果から25mメッシュ内の水体積を求め,ポンド法の概念を用いて5mメッシュの地盤標高モデルをもとに水位に変換する.それをスプライン補間を用いてスムージングし,水面勾配を考慮することにより,5mメッシュでの計算結果と同程度の精度の浸水深分布を得る.各工程における浸水深分布を5mメッシュの計算結果と比較したところ,工程を踏むにつれて誤差が小さくなったことから,本研究の提案手法を妥当と判断した....

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Veröffentlicht in:Doboku Gakkai Ronbunshu. B1, Suikogaku = Journal of Japan Society of Civil Engineers. Ser. B1, Hydraulic Engineering 2017, Vol.73(4), pp.I_7-I_12
Hauptverfasser: 三好, 学, 田村, 隆雄, 武藤, 裕則, 安藝, 浩資, 谷口, 純一
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:本研究では,広い領域メッシュの解析結果を狭い領域メッシュの地盤標高モデルに反映させる手法を提案する.具体的には,25mメッシュでの計算結果から25mメッシュ内の水体積を求め,ポンド法の概念を用いて5mメッシュの地盤標高モデルをもとに水位に変換する.それをスプライン補間を用いてスムージングし,水面勾配を考慮することにより,5mメッシュでの計算結果と同程度の精度の浸水深分布を得る.各工程における浸水深分布を5mメッシュの計算結果と比較したところ,工程を踏むにつれて誤差が小さくなったことから,本研究の提案手法を妥当と判断した.
ISSN:2185-467X
DOI:10.2208/jscejhe.73.I_7