バスケットボールのスリーポイントショット時における熟練者と未熟練者の関節運動の違いについて

「1. 緒言」バスケットボールは2つのチームが攻守を切り替えながら互いのゴールにショットし, 競技時間内にどちらがより多く得点したかを競い合うスポーツである. 通常のショットでは得点が2点入るのに対して, スリーポイントショットでは得点が3点入るため, 試合に勝つためにはスリーポイントショットの成功率を高めることが重要であると考えられる(八坂・野寺, 2007). バスケットボールを体育教材として指導する際, 未熟練者にはゴール下から打つレイアップショットやペイントエリア内から打つミドルショットの練習をさせることが多いが, スリーポイントショットを練習させることはほとんどない. その理由として...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Taiikugaku kenkyū 2017, Vol.62(2), pp.535-558
Hauptverfasser: 田邉, 智, 瀬戸, 孝幸, 川端, 浩一, 村上, 雅俊
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:「1. 緒言」バスケットボールは2つのチームが攻守を切り替えながら互いのゴールにショットし, 競技時間内にどちらがより多く得点したかを競い合うスポーツである. 通常のショットでは得点が2点入るのに対して, スリーポイントショットでは得点が3点入るため, 試合に勝つためにはスリーポイントショットの成功率を高めることが重要であると考えられる(八坂・野寺, 2007). バスケットボールを体育教材として指導する際, 未熟練者にはゴール下から打つレイアップショットやペイントエリア内から打つミドルショットの練習をさせることが多いが, スリーポイントショットを練習させることはほとんどない. その理由として, 未熟練者にとってはスリーポイントラインからゴールまでボールを届かせること自体難しく, ショットを成功させるためには, 筋力だけではなく, シュートフォームなど高い技術の獲得が必要と考えられるからである(内海監, 2015).
ISSN:0484-6710
1881-7718
DOI:10.5432/jjpehss.16058