大雪山におけるエゾコザクラの葉緑体ゲノムの遺伝変異
本調査では遺伝的多様性に配慮した個体群保全や植生復元に向けた地理的な遺伝変異の把握のため,大雪山の旭岳姿見の池と高原温泉に自生するエゾコザクラの葉緑体ゲノム trn L(UAA)3' exon - trn F(GAA) 領域と atp B - rbc L 領域の遺伝変異の有無を調べた。その結果,旭岳姿見の池の17個体,高原温泉の14個体で塩基配列を決定できた。両領域で多型が検出され,その組み合わせから4種のハプロタイプが確認された。さらに,調査地で存在するハプロタイプやその出現割合に差があることが明らかになった。...
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Veröffentlicht in: | Journal of the Japanese society of revegetation technology 2016, Vol.42(1), pp.160-162 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 本調査では遺伝的多様性に配慮した個体群保全や植生復元に向けた地理的な遺伝変異の把握のため,大雪山の旭岳姿見の池と高原温泉に自生するエゾコザクラの葉緑体ゲノム trn L(UAA)3' exon - trn F(GAA) 領域と atp B - rbc L 領域の遺伝変異の有無を調べた。その結果,旭岳姿見の池の17個体,高原温泉の14個体で塩基配列を決定できた。両領域で多型が検出され,その組み合わせから4種のハプロタイプが確認された。さらに,調査地で存在するハプロタイプやその出現割合に差があることが明らかになった。 |
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ISSN: | 0916-7439 0916-7439 |
DOI: | 10.7211/jjsrt.42.160 |