3-Weekly高用量シスプラチン併用放射線化学療法の臨床的検討: 2回目のシスプラチン投与に注目して

2016年5月から2018年5月までの期間に,鹿児島大学病院,鹿児島市立病院および鹿児島医療センターで3-Weekly シスプラチン(CDDP)併用放射線化学療法(concurrent chemoradiotherapy, CCRT)を施行した43症例を対象とした。2回目のCDDPを初回投与から3週後に100% doseで投与可能であった症例を2回目CDDP(+)群,投与できなかった症例を2回目CDDP(−)群とした。2回目CDDP(−)群は,CDDP初回投与前の血清アルブミン値(Alb)が有意に低く,modified Glasgow Prognostic Score(mGPS)は高かった。さ...

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Veröffentlicht in:頭頸部癌 2018, Vol.44(3), pp.305-309
Hauptverfasser: 井内, 寛之, 伊東, 小都子, 松元, 隼人, 花牟禮, 豊, 松崎, 勉, 黒野, 祐一
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:2016年5月から2018年5月までの期間に,鹿児島大学病院,鹿児島市立病院および鹿児島医療センターで3-Weekly シスプラチン(CDDP)併用放射線化学療法(concurrent chemoradiotherapy, CCRT)を施行した43症例を対象とした。2回目のCDDPを初回投与から3週後に100% doseで投与可能であった症例を2回目CDDP(+)群,投与できなかった症例を2回目CDDP(−)群とした。2回目CDDP(−)群は,CDDP初回投与前の血清アルブミン値(Alb)が有意に低く,modified Glasgow Prognostic Score(mGPS)は高かった。さらに,1日食事摂取量は2回目CDDP(+)群の方が多かった。3-Weekly CDDP CCRT中の栄養管理が,レジメン通りに治療継続するための重要な因子であることが示唆された。
ISSN:1349-5747
1881-8382
DOI:10.5981/jjhnc.44.305