日本義肢装具学会飯田賞本賞を受賞して

この度, 日本義肢装具学会飯田賞本賞の推薦を受けて受賞することとなり, 大変な栄誉と感じております. まずはご推薦いただいた先生方に感謝申し上げます. そして学会賞選考委員会にて選出いただきました. 選出理由は「長年に亘る義肢装具の教育, 研究・開発および日本義肢装具学会への貢献」とのことでした. 学会賞という特質から, また自分自身のこれまでを振り返った際に記憶に残る事柄という点を考慮して受賞記念講演では主だった研究・開発の内容を紹介させていただきました. これらの研究・開発は当然ながら一人で行い得たことではなく, ご指導, ご協力をいただいた方々のおかげ様をもちまして成し遂げることができた...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本義肢装具学会誌 2024-01, Vol.40 (1), p.2-3
1. Verfasser: 高嶋孝倫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:この度, 日本義肢装具学会飯田賞本賞の推薦を受けて受賞することとなり, 大変な栄誉と感じております. まずはご推薦いただいた先生方に感謝申し上げます. そして学会賞選考委員会にて選出いただきました. 選出理由は「長年に亘る義肢装具の教育, 研究・開発および日本義肢装具学会への貢献」とのことでした. 学会賞という特質から, また自分自身のこれまでを振り返った際に記憶に残る事柄という点を考慮して受賞記念講演では主だった研究・開発の内容を紹介させていただきました. これらの研究・開発は当然ながら一人で行い得たことではなく, ご指導, ご協力をいただいた方々のおかげ様をもちまして成し遂げることができたと深く感謝致しております. 本稿では, 受賞記念講演と同様に2000年以降の主だった研究・開発の思い出を綴らせていただきます. 「1. 2000~2011年, 歩行中の足部形状変化の研究」歩行中の足部形状変化を数値的に導出した研究で靴型装具, 下肢装具, さらには義足足部の設計への寄与を目標として行ったものです.
ISSN:0910-4720