日本義肢装具学会飯田賞本賞を受賞して

伝統ある日本義肢装具学会飯田賞本賞を受賞し, たいへん光栄に存じます. この度の受賞理由は「永年の先端機器を用いたリハビリテーション医療に関する研究と実践」です. これを機会に私が関わった研究, 臨床応用を紹介したいと思います. 私は, 1982年, 札幌医科大学を卒業し, 地元の秋田大学整形外科に入局しました. そして脊椎脊髄外科, リハビリテーション医学という2つのメジャー分野を専門としてきました. 脊椎脊髄外科ではロンドン, ミネソタに留学し, 最先端の側弯症手術を学んできました. 帰国後, 保存療法として多くの側弯症装具を患者に応用してきました. さらに, モアレ法を用いた専門検診を秋...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本義肢装具学会誌 2023/01/01, Vol.39(1), pp.2-3
1. Verfasser: 島田, 洋一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:伝統ある日本義肢装具学会飯田賞本賞を受賞し, たいへん光栄に存じます. この度の受賞理由は「永年の先端機器を用いたリハビリテーション医療に関する研究と実践」です. これを機会に私が関わった研究, 臨床応用を紹介したいと思います. 私は, 1982年, 札幌医科大学を卒業し, 地元の秋田大学整形外科に入局しました. そして脊椎脊髄外科, リハビリテーション医学という2つのメジャー分野を専門としてきました. 脊椎脊髄外科ではロンドン, ミネソタに留学し, 最先端の側弯症手術を学んできました. 帰国後, 保存療法として多くの側弯症装具を患者に応用してきました. さらに, モアレ法を用いた専門検診を秋田県内に普及させ, 現在に至るまで継続しています. リハビリテーション医学では, University of Strathcleid, Mayo Clinic, Rancho Los Amigos Medical Centerで先端医用工学, 動作歩行解析を修得しました.
ISSN:0910-4720
1884-0566
DOI:10.11267/jspo.39.2