片側肩甲胸郭間切断者に対する能動式と筋電電動式肩義手の比較
肩義手は,義手の重量や操作効率の低下により,義手の装着の受け入れと継続使用が困難であることが多いといわれており,その拒否率は他の大切断を対象とした義手と比べて高いと報告されている.国内において肩関節周囲で切断となる者の割合は少なく,報告もほどんど無い.そのため,肩義手の適応について整理できていないのが現状である.今回,外傷により片側肩甲胸郭間切断に至った成人男性に対し,能動式肩義手とハイブリッド式の筋電電動式肩義手の訓練と評価を行ったところ,上肢機能評価Southampton Hand Assessment Procedure (SHAP)の点数は能動式肩義手のほうが筋電電動式肩義手より高い結...
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Veröffentlicht in: | 日本義肢装具学会誌 2021/10/01, Vol.37(4), pp.314-318 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 肩義手は,義手の重量や操作効率の低下により,義手の装着の受け入れと継続使用が困難であることが多いといわれており,その拒否率は他の大切断を対象とした義手と比べて高いと報告されている.国内において肩関節周囲で切断となる者の割合は少なく,報告もほどんど無い.そのため,肩義手の適応について整理できていないのが現状である.今回,外傷により片側肩甲胸郭間切断に至った成人男性に対し,能動式肩義手とハイブリッド式の筋電電動式肩義手の訓練と評価を行ったところ,上肢機能評価Southampton Hand Assessment Procedure (SHAP)の点数は能動式肩義手のほうが筋電電動式肩義手より高い結果となったが,仕事における作業は筋電電動式肩義手のほうが有効に使われた. |
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ISSN: | 0910-4720 1884-0566 |
DOI: | 10.11267/jspo.37.314 |