義肢装具士の業務と3Dデジタル技術
義肢装具領域における3Dデジタル技術の幕開けは,CAD/CAMが導入された1980年代初頭であろう.以降,同技術は切断端のスキャニングや義肢ソケットの製作などに用いられ,また,2000年初頭より3Dプリンターによる義肢の外装や義手等の製作事例が報告されている.義肢装具士のコア業務は,医師の処方および治療プログラムの理解に基づいた義肢·装具の個別の適合であり,技術的な手段は,新たな材料やテクノロジーの導入により変わりうる.革新的で有用な技術を義肢·装具利用者へ還元するうえでは,義肢装具の支給に関連する制度の柔軟な対応が求められる....
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Veröffentlicht in: | 日本義肢装具学会誌 2020/07/01, Vol.36(3), pp.200-201 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 義肢装具領域における3Dデジタル技術の幕開けは,CAD/CAMが導入された1980年代初頭であろう.以降,同技術は切断端のスキャニングや義肢ソケットの製作などに用いられ,また,2000年初頭より3Dプリンターによる義肢の外装や義手等の製作事例が報告されている.義肢装具士のコア業務は,医師の処方および治療プログラムの理解に基づいた義肢·装具の個別の適合であり,技術的な手段は,新たな材料やテクノロジーの導入により変わりうる.革新的で有用な技術を義肢·装具利用者へ還元するうえでは,義肢装具の支給に関連する制度の柔軟な対応が求められる. |
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ISSN: | 0910-4720 1884-0566 |
DOI: | 10.11267/jspo.36.200 |