眼科病棟における転倒転落事故防止に向けての取り組み: アセスメントスコアシート活用方法の改良による 意識向上を目指して
目的:眼科病棟内でおきた転倒転落事故の発生傾向を把握し,看護師の意識調査とともに問題点を抽出してアセスメントスコアシート(以下,スコアシート)の活用方法を改良し,事故防止に向けての認識強化に取り組む。方法:2014 年から2017 年の眼科病棟内で発生した事故調査を行い,病棟看護師16 名にアンケート調査を行った。スコアシート活用方法改良前後のアンケート結果を解析した。結果:33 件の事故が発生しており,手術日,手術1 日目が多く殆どが高齢者であった。スコアシートを活用方法改良後のアンケート調査では,手術当日,手術1 日目にスコアシートの再評価,片眼遮蔽や入院1 週間経過の再評価を行う意識が顕...
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Veröffentlicht in: | 日本視機能看護学会誌 2020, Vol.5, pp.16-20 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 目的:眼科病棟内でおきた転倒転落事故の発生傾向を把握し,看護師の意識調査とともに問題点を抽出してアセスメントスコアシート(以下,スコアシート)の活用方法を改良し,事故防止に向けての認識強化に取り組む。方法:2014 年から2017 年の眼科病棟内で発生した事故調査を行い,病棟看護師16 名にアンケート調査を行った。スコアシート活用方法改良前後のアンケート結果を解析した。結果:33 件の事故が発生しており,手術日,手術1 日目が多く殆どが高齢者であった。スコアシートを活用方法改良後のアンケート調査では,手術当日,手術1 日目にスコアシートの再評価,片眼遮蔽や入院1 週間経過の再評価を行う意識が顕著となった。考察:スコアシートの活用方法を改良,有効に運用することで事故防止に向けて介入する意識が高くなったと考えられた。 |
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ISSN: | 2433-3107 2433-4049 |
DOI: | 10.32141/jaon.5.0_16 |