日帰り白内障手術の実態調査と適応ガイドラインの評価

「要旨」目的 : 鹿児島宮田眼科における日帰り白内障手術の実態調査を行い, 新ガイドラインの妥当性を評価すること. 対象 : 2014年1月~12月に当院で日帰り白内障手術を行った患者278名 方法 : 診療録・看護記録から, 選定項目の年齢・全身疾患・自立・支援について後ろ向きに調査し, 旧ガイドラインと新ガイドラインで適応の割合を比較した. また, 周術期の管理における問題の有無について追跡調査を行った. 結果 : 日帰り白内障手術の適応は, 旧ガイドラインでは65%であったが, 新ガイドラインでは95%に増えた. 結論 : 新ガイドラインでは, 適応を拡げたことにより, 高齢者と全身疾患...

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Veröffentlicht in:日本視機能看護学会誌 2016-12, Vol.1, p.65-67
Hauptverfasser: 吉田さおり, 山口綾子, 磯村文香, 下徳みどり, 大谷伸一郎, 加賀谷文絵, 宮田和典
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「要旨」目的 : 鹿児島宮田眼科における日帰り白内障手術の実態調査を行い, 新ガイドラインの妥当性を評価すること. 対象 : 2014年1月~12月に当院で日帰り白内障手術を行った患者278名 方法 : 診療録・看護記録から, 選定項目の年齢・全身疾患・自立・支援について後ろ向きに調査し, 旧ガイドラインと新ガイドラインで適応の割合を比較した. また, 周術期の管理における問題の有無について追跡調査を行った. 結果 : 日帰り白内障手術の適応は, 旧ガイドラインでは65%であったが, 新ガイドラインでは95%に増えた. 結論 : 新ガイドラインでは, 適応を拡げたことにより, 高齢者と全身疾患のある患者, 支援を必要とする患者が増えたが, 周術期の管理において特に問題はなかった.
ISSN:2433-3107