不妊ストレス対処法としてのマインドフルネス瞑想

「はじめに」国立社会保障・人口問題研究所が実施した第15回出生動向調査 (2015年) によれば, 実際に不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦は, 全体で18.2%, 子どものいない夫婦では28.2%で, これは, 夫婦全体の5.5組に1組に当たる. 以前は, 10組に1組が不妊といわれていたが, このような不妊の増加の背景としては, ライフスタイルの変化や女性の社会進出等に伴う晩婚化があげられている. 社会的な変化にもかかわらず, 我々の身体は昔と変わっておらず, 妊娠適齢期を超過すると妊娠率の低下, 流産率の上昇で体外受精でも子供を持つためには大変な努力が必要で, ストレス状態となる....

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Veröffentlicht in:女性心身医学 2020, Vol.25(2), pp.85-91
1. Verfasser: 川田, 清弥
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」国立社会保障・人口問題研究所が実施した第15回出生動向調査 (2015年) によれば, 実際に不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦は, 全体で18.2%, 子どものいない夫婦では28.2%で, これは, 夫婦全体の5.5組に1組に当たる. 以前は, 10組に1組が不妊といわれていたが, このような不妊の増加の背景としては, ライフスタイルの変化や女性の社会進出等に伴う晩婚化があげられている. 社会的な変化にもかかわらず, 我々の身体は昔と変わっておらず, 妊娠適齢期を超過すると妊娠率の低下, 流産率の上昇で体外受精でも子供を持つためには大変な努力が必要で, ストレス状態となる.
ISSN:1345-2894
2189-7980
DOI:10.18977/jspog.25.2_85