脳性麻痺児に対する両側股関節周囲筋解離術および両側同時大腿骨減捻内反骨切り術の成績
「要旨」当センターでは, 脳性麻痺股関節脱臼や亜脱臼や歩容異常に対して股関節周囲筋解離術および大腿骨減捻 (内反) 骨切り術を両側同時に行っている. 今回, 両側同時に行う手術について, 術後成績を検討した. 2008年から2015年までに両側同時に大腿骨減捻内反骨切り術を行った13症例26股を対象とした. 平均手術時年齢10.0歳, 術後平均観察期間4.1年であった. 両側同時の骨切り手術は侵襲が片側の骨切り手術より大きく, 術後に影響を及ぼすと考えられたが, 最終調査時のGMFCS (Gross Motor Function Classification System) やGMFM (Gr...
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Veröffentlicht in: | 日本小児整形外科学会雑誌 2018-09, Vol.27 (1), p.8-12 |
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Hauptverfasser: | , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「要旨」当センターでは, 脳性麻痺股関節脱臼や亜脱臼や歩容異常に対して股関節周囲筋解離術および大腿骨減捻 (内反) 骨切り術を両側同時に行っている. 今回, 両側同時に行う手術について, 術後成績を検討した. 2008年から2015年までに両側同時に大腿骨減捻内反骨切り術を行った13症例26股を対象とした. 平均手術時年齢10.0歳, 術後平均観察期間4.1年であった. 両側同時の骨切り手術は侵襲が片側の骨切り手術より大きく, 術後に影響を及ぼすと考えられたが, 最終調査時のGMFCS (Gross Motor Function Classification System) やGMFM (Gross Motor Function Measure) で悪化を認めた症例はなかった. |
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ISSN: | 0917-6950 |