ペルテス病Lateral pillar分類Cに対する合併手術の治療成績
「要旨」ペルテス病Lateral Pillar分類(LP分類)Cは壊死範囲が広範であり, 予後不良である. 我々はLP分類Cに対しては, 術前関節造影での結果を加味した上でPemberton骨盤骨切り術と大腿骨内反骨切り術の合併手術を行ってきた. 今回, これら合併手術を行った15例15股(男児13股女児2股)について治療成績を調査した. 手術時年齢は平均6歳11か月(4歳2か月から11歳8か月)であり, 調査期間は4年11か月から13年3か月平均8年であった. 最終受診時の成績は単純X線で我々の修正Stulberg分類, Acetabular-Head Index(AHI), Slope o...
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Veröffentlicht in: | 日本小児整形外科学会雑誌 2013-12, Vol.22 (2), p.320-324 |
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Hauptverfasser: | , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「要旨」ペルテス病Lateral Pillar分類(LP分類)Cは壊死範囲が広範であり, 予後不良である. 我々はLP分類Cに対しては, 術前関節造影での結果を加味した上でPemberton骨盤骨切り術と大腿骨内反骨切り術の合併手術を行ってきた. 今回, これら合併手術を行った15例15股(男児13股女児2股)について治療成績を調査した. 手術時年齢は平均6歳11か月(4歳2か月から11歳8か月)であり, 調査期間は4年11か月から13年3か月平均8年であった. 最終受診時の成績は単純X線で我々の修正Stulberg分類, Acetabular-Head Index(AHI), Slope of Acetabular Roof (SAR)で評価した. 修正Stulberg分類はgood(I, II)が8股, fair(IIIa)が5股, poor(IIIb, IV)が2股であった. AHIは平均82%(62%から100%)で75%以上が11股であった. SARは8股(53%)で正常に近い形態となっていた. LP分類Cに対する合併手術の成績はおおむね良好であった. |
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ISSN: | 0917-6950 |