DDHペルテス様変化の疫学と治療

先天性股関節脱臼(先股脱)治療に合併して発生するペルテス様変化(ペ変)に関して6題が発表された. 予防に関して3演題, 発生後の治療に関して3演題であった. 各演者の発表内容は以下のとおりである. 「予防に関する発表」1)長野県立こども病院松原先生 リーメンビューゲル法整復後のペ変発生と治療開始前のエコー検査との関連を調べた. Graf分類IIIb以上の症例はペ変発生の危険性があり, 牽引等他の治療法を選択すべきと結論づけた. 2)大阪医療センター今嶋先生 最終整復法にリーメンビューゲル法では困難で, 観血的整復術が選択された症例にペ変が多く発生していることを報告し, 整復困難例に多発する事実...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本小児整形外科学会雑誌 2013-12, Vol.22 (2), p.288-288
1. Verfasser: 岡野邦彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:先天性股関節脱臼(先股脱)治療に合併して発生するペルテス様変化(ペ変)に関して6題が発表された. 予防に関して3演題, 発生後の治療に関して3演題であった. 各演者の発表内容は以下のとおりである. 「予防に関する発表」1)長野県立こども病院松原先生 リーメンビューゲル法整復後のペ変発生と治療開始前のエコー検査との関連を調べた. Graf分類IIIb以上の症例はペ変発生の危険性があり, 牽引等他の治療法を選択すべきと結論づけた. 2)大阪医療センター今嶋先生 最終整復法にリーメンビューゲル法では困難で, 観血的整復術が選択された症例にペ変が多く発生していることを報告し, 整復困難例に多発する事実を述べた.
ISSN:0917-6950