小児距骨BCG骨髄炎の経験

「要旨」1歳6か月で発症した距骨のBCG骨髄炎症例を経験したので報告する. BCG骨髄炎は, 我が国では稀であるとされてきたが, 近年報告が散見されている. 乳幼児で, 通常の抗生剤に反応が認められない場合は, 鑑別疾患に加える必要がある. 確定診断には病巣を掻爬し, 得られた組織のPCR法による遺伝子解析が有用である....

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Veröffentlicht in:日本小児整形外科学会雑誌 2004-06, Vol.13 (2), p.159-162
Hauptverfasser: 岡田文, 中島康晴, 志田純一, 坂本昭夫, 岩本幸英, 窪田秀明
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「要旨」1歳6か月で発症した距骨のBCG骨髄炎症例を経験したので報告する. BCG骨髄炎は, 我が国では稀であるとされてきたが, 近年報告が散見されている. 乳幼児で, 通常の抗生剤に反応が認められない場合は, 鑑別疾患に加える必要がある. 確定診断には病巣を掻爬し, 得られた組織のPCR法による遺伝子解析が有用である.
ISSN:0917-6950