ペルテス病の保存的治療における成績不良例の検討

「要旨」保存的治療を行ったペルテス病症例の中で, 成績不良群とされるStulberg分類III群以下となった18関節を検討した. Stulberg分類III群をMose法に従い骨頭変形2mm以下のIIIa群と2mm以上のIIIb群に分けると, Herring分類でlateral pillarの維持されないものがIIIb群 (8関節) とIV群 (2関節) に有意に多く含まれ, 臨床症状も早期より出現する傾向があった. IIIa群 (8関節) は, I・II群とともに成績良好群と見なして良いと考えられた....

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Veröffentlicht in:日本小児整形外科学会雑誌 2002-01, Vol.11 (1), p.18-20
Hauptverfasser: 窪田秀明, 野口康男, 中島康晴, 末永英慈, 武田真幸, 岩本幸英
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「要旨」保存的治療を行ったペルテス病症例の中で, 成績不良群とされるStulberg分類III群以下となった18関節を検討した. Stulberg分類III群をMose法に従い骨頭変形2mm以下のIIIa群と2mm以上のIIIb群に分けると, Herring分類でlateral pillarの維持されないものがIIIb群 (8関節) とIV群 (2関節) に有意に多く含まれ, 臨床症状も早期より出現する傾向があった. IIIa群 (8関節) は, I・II群とともに成績良好群と見なして良いと考えられた.
ISSN:0917-6950