先天股脱に対する徒手整復術の長期成績

「要旨」先天股脱に対して徒手整復術(以下MR)のみにて脱臼整復を行い, 17歳以上まで追跡した20症例, 24股を調査した. 整復時年齢は平均12か月, 最終調査時年齢は平均18.3歳であった. 24股中, 12股に補正手術を追加した. 当科の基準(Sharp角50°未満かつCE角10°以上を良好)を用いたX線像の判定では, 最終的に12股のMR単独群で良好例が6股でMR直後にα角34°, OE角-4°, 不良例が6股でα角38°, OE角-16°であり, OE角に有意差(P...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本小児整形外科学会雑誌 1999-01, Vol.8 (1), p.13-16
Hauptverfasser: 窪田秀明, 福岡真二, 野口康男, 岩本幸英
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「要旨」先天股脱に対して徒手整復術(以下MR)のみにて脱臼整復を行い, 17歳以上まで追跡した20症例, 24股を調査した. 整復時年齢は平均12か月, 最終調査時年齢は平均18.3歳であった. 24股中, 12股に補正手術を追加した. 当科の基準(Sharp角50°未満かつCE角10°以上を良好)を用いたX線像の判定では, 最終的に12股のMR単独群で良好例が6股でMR直後にα角34°, OE角-4°, 不良例が6股でα角38°, OE角-16°であり, OE角に有意差(P
ISSN:0917-6950