内臓動脈瘤診療に関する米国血管外科学会ポケットガイド日本語訳版

「翻訳にあたって」近年CTやMRIなど画像診断の進歩に伴い, 本邦においても腹部内臓動脈瘤診断の頻度が急増してきた. またカテーテル, 塞栓コイル, ステントグラフトなど血管内治療に伴うdeviceも急激に進歩してきており, 従来は開腹下のバイパス術, 縫縮術などのいわゆるopen repairが行われていた内臓動脈瘤に対して多種に及ぶ血管内治療が行われるようになってきた. 2020年に米国血管外科学会(SVS)から内臓動脈瘤診療に関するガイドラインが発行された. 日本血管外科学会(JSVS)では, 日本の医療者に内臓動脈瘤診療の現状について広く知識を得ていただくことを目的に, そのポケットガ...

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Veröffentlicht in:日本血管外科学会雑誌 2023/02/17, Vol.32(1), pp.41-50
Hauptverfasser: 重松, 邦広, 内田, 敬二, 鬼塚, 誠二, 尾原, 秀明, 駒井, 宏好, 高山, 利夫, 西部, 俊哉, 前田, 剛志, 松田, 均, 東, 信良
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:「翻訳にあたって」近年CTやMRIなど画像診断の進歩に伴い, 本邦においても腹部内臓動脈瘤診断の頻度が急増してきた. またカテーテル, 塞栓コイル, ステントグラフトなど血管内治療に伴うdeviceも急激に進歩してきており, 従来は開腹下のバイパス術, 縫縮術などのいわゆるopen repairが行われていた内臓動脈瘤に対して多種に及ぶ血管内治療が行われるようになってきた. 2020年に米国血管外科学会(SVS)から内臓動脈瘤診療に関するガイドラインが発行された. 日本血管外科学会(JSVS)では, 日本の医療者に内臓動脈瘤診療の現状について広く知識を得ていただくことを目的に, そのポケットガイドの日本語訳を発刊することについてSVSの許諾を得て, 日本語版ポケットガイドの出版を行うことを決定した. 最終的にJSVSガイドライン委員会, 国際委員会, 編集委員会のメンバーからなる翻訳者を選出し, 本誌に翻訳内容の査読を経て刊行に至っている.
ISSN:0918-6778
1881-767X
DOI:10.11401/jsvs.22-00087