内臓動脈瘤の診断と治療

今回,内臓動脈瘤につき,簡潔に病因,治療適応,治療法について述べた.内臓動脈瘤は腹部大動脈から分岐する腹腔動脈,上腸間膜動脈,腎動脈,下腸間膜動脈およびその分枝に形成された動脈瘤を指す.比較的稀な疾患であるためエビデンスが乏しい一方,近年の画像診断の進歩とともに,日常臨床で遭遇する機会もしばしばある.最近海外からもガイドラインが提唱されており,われわれ血管外科医は理解を深めておく必要がある....

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Veröffentlicht in:日本血管外科学会雑誌 2021/03/17, Vol.30(2), pp.79-83
Hauptverfasser: 児玉, 章朗, 佐藤, 誠洋, 池田, 脩太, 川井, 陽平, 鶴岡, 琢也, 飯井, 克明, 杉本, 昌之, 新美, 清章, 坂野, 比呂志, 古森, 公浩
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:今回,内臓動脈瘤につき,簡潔に病因,治療適応,治療法について述べた.内臓動脈瘤は腹部大動脈から分岐する腹腔動脈,上腸間膜動脈,腎動脈,下腸間膜動脈およびその分枝に形成された動脈瘤を指す.比較的稀な疾患であるためエビデンスが乏しい一方,近年の画像診断の進歩とともに,日常臨床で遭遇する機会もしばしばある.最近海外からもガイドラインが提唱されており,われわれ血管外科医は理解を深めておく必要がある.
ISSN:0918-6778
1881-767X
DOI:10.11401/jsvs.21-00004