ヨーロッパ血管外科学会・腸間膜動静脈疾患ガイドライン要旨日本語訳版

「はじめに」この腸間膜動静脈疾患ガイドラインはヨーロッパ血管外科学会(European Society for Vascular Surgery: ESVS)が中心となって作成したものであり, まずESVSからワーキンググループメンバーが選ばれ執筆された. ESVSガイドライン委員会はこのガイドラインのワーキンググループの承認プロセスを担当しており, 執筆内容は査読も経ている. このガイドラインは腸間膜動静脈疾患に対しての最適な治療戦略を提供するもので, 専門家の意見を踏まえて科学的エビデンスに基づいて作成されている. 治療機器の進歩に伴う治療や病態の変化に応じて, 新規知見がある場合は3 年...

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Veröffentlicht in:日本血管外科学会雑誌 2020/10/21, Vol.29(5), pp.303-318
Hauptverfasser: 大木, 隆生, 東, 信良, 鬼塚, 誠二, 尾原, 秀明, 工藤, 敏文, 駒井, 宏好, 重松, 邦広, 田中, 克典, 前田, 剛志, 宮田, 哲郎, 古森, 公浩
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」この腸間膜動静脈疾患ガイドラインはヨーロッパ血管外科学会(European Society for Vascular Surgery: ESVS)が中心となって作成したものであり, まずESVSからワーキンググループメンバーが選ばれ執筆された. ESVSガイドライン委員会はこのガイドラインのワーキンググループの承認プロセスを担当しており, 執筆内容は査読も経ている. このガイドラインは腸間膜動静脈疾患に対しての最適な治療戦略を提供するもので, 専門家の意見を踏まえて科学的エビデンスに基づいて作成されている. 治療機器の進歩に伴う治療や病態の変化に応じて, 新規知見がある場合は3 年ごとに改訂を予定している. ガイドラインはあくまで指針であり, 治療は個々の患者や治療環境およびその他の要因に依存していることを忘れてはならない. また, このガイドラインは欧米での実臨床に則して書かれているため, 本邦での患者にすべて, そのままあてはまるとは限らない.
ISSN:0918-6778
1881-767X
DOI:10.11401/jsvs.20-00056