製薬会社における錠剤粉砕または簡易懸濁法に関する医薬品情報の実態調査
「緒言」2014年から3年にわたり, 日本病院薬剤師会学術小委員会において内服薬経管投与患者への安全で適正な薬物療法に関する調査・研究を行い, 薬剤師は経管投与患者に対して積極的に関わっていることが示された. 本調査では, 日本病院薬剤師会に所属している753医療施設対象に行った経管投与患者に関するアンケート調査において, 526の医療施設 (70%) より回答を得た. この調査において経管投与の際に簡易懸濁法を実施している医療施設は約80%あり, 簡易懸濁法が広く普及していることを報告している. さらに, 2015年の同委員会の最終調査報告により, 経管投与患者に対する薬学的管理シートや薬剤...
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Veröffentlicht in: | 医薬品情報学 2019/02/28, Vol.20(4), pp.220-226 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「緒言」2014年から3年にわたり, 日本病院薬剤師会学術小委員会において内服薬経管投与患者への安全で適正な薬物療法に関する調査・研究を行い, 薬剤師は経管投与患者に対して積極的に関わっていることが示された. 本調査では, 日本病院薬剤師会に所属している753医療施設対象に行った経管投与患者に関するアンケート調査において, 526の医療施設 (70%) より回答を得た. この調査において経管投与の際に簡易懸濁法を実施している医療施設は約80%あり, 簡易懸濁法が広く普及していることを報告している. さらに, 2015年の同委員会の最終調査報告により, 経管投与患者に対する薬学的管理シートや薬剤の投与の方法, 簡易懸濁法の投与方法のマニュアル等が整備され, 経管投与患者に対する薬学的管理を効率よくかつ正確に行う手順が作成された. |
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ISSN: | 1345-1464 1883-423X |
DOI: | 10.11256/jjdi.20.220 |