医薬品情報管理業務から展開した研究について
「1. 薬剤部の紹介」薬剤師の業務について, かつては調剤, 製剤, 薬品管理など対物業務が中心であったが, 現在では入院患者への薬学的管理はもちろん, 抗がん剤や高カロリー輸液の無菌調製, ICT, NST, がん化学療法や緩和医療支援など多方面で, チーム医療の一員として対人業務を中心とした業務拡大に取り組んでいる. そのようななかで, 岡山大学病院薬剤部は「医薬品のプロフェッショナル集団として, 病院内における医薬品のあらゆる問題に責任を持つ」を念頭におき, 安全かつ良質な薬物療法の推進に努めており, 2017年4月時点で, 80名を超える薬剤師が所属している. 「2. 薬品情報室につい...
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Veröffentlicht in: | 医薬品情報学 2017, Vol.19 (2), p.N1-N3 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「1. 薬剤部の紹介」薬剤師の業務について, かつては調剤, 製剤, 薬品管理など対物業務が中心であったが, 現在では入院患者への薬学的管理はもちろん, 抗がん剤や高カロリー輸液の無菌調製, ICT, NST, がん化学療法や緩和医療支援など多方面で, チーム医療の一員として対人業務を中心とした業務拡大に取り組んでいる. そのようななかで, 岡山大学病院薬剤部は「医薬品のプロフェッショナル集団として, 病院内における医薬品のあらゆる問題に責任を持つ」を念頭におき, 安全かつ良質な薬物療法の推進に努めており, 2017年4月時点で, 80名を超える薬剤師が所属している. 「2. 薬品情報室について」薬品情報室には, 現在3名の専従の薬剤師を配置し, 以下のような業務を行っている. (1) 医薬品情報の収集, 整理, 保管 (例:採用薬品のインタビューフォーム, 製品情報概要など) (2) 医薬品情報の提供 (例:イントラネット上の情報提供, 院内向け資料, 一般向け資料など) (3) 医薬品情報の質疑応答 (4) 薬事委員会の事務局 (5) 薬品マスタのメンテナンス (6) 薬学部実習生への実務教育 (7) プレアボイド事例の管理 |
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ISSN: | 1345-1464 |