薬学の基礎「品質保証」レギュラトリーサイエンスの立場から

医療の再現性確保のため,贋物を排除し,どのように生薬の品質を保証するかを命題とし薬学が始まったと筆者は考える.歴史的に見て,日本の薬学は,医薬品の品質保証学を基礎としながら創薬科学が育ち,薬学6年制への変遷を経て,医療薬学への重要性が認識され現在に至っている.本稿では,薬学における品質保証の重要性について解説するとともに,薬学系大学において,品質保証に関連する事項について,どのような教育の仕方が望まれるのか私見を述べる....

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Veröffentlicht in:薬学教育 2024, Vol.8, pp.2024-004
1. Verfasser: 合田, 幸広
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:医療の再現性確保のため,贋物を排除し,どのように生薬の品質を保証するかを命題とし薬学が始まったと筆者は考える.歴史的に見て,日本の薬学は,医薬品の品質保証学を基礎としながら創薬科学が育ち,薬学6年制への変遷を経て,医療薬学への重要性が認識され現在に至っている.本稿では,薬学における品質保証の重要性について解説するとともに,薬学系大学において,品質保証に関連する事項について,どのような教育の仕方が望まれるのか私見を述べる.
ISSN:2432-4124
2433-4774
DOI:10.24489/jjphe.2024-004