すべての薬剤師が一次救命処置 (BLS) を身に付けたニューノーマル時代に

薬学教育モデル・コアカリキュラムでは, 「一次救命処置 (心肺蘇生, 外傷対応等 (BLS : Basic Life Support) を説明し, シミュレータを用いて実施できる」ことが求められている. BLS講習として, 近年では簡便かつ短時間で, 実践的なトレーニングが可能であるPUSHコースが知られており, 薬学教育での導入に適していると考えられる. 本総説では, 「すべての薬剤師がBLSを身に付けたニューノーマル時代に」と題してシンポジウムを行い, 心臓突然死やBLSに関する基本的な知識および技能について共有した上で, 大学における薬学生へのPUSHコースの実践例と受講者の意識変化,...

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Veröffentlicht in:薬学教育 2022, Vol.6, p.2022-013-0
Hauptverfasser: 浦嶋庸子, 石見拓, 木下淳, 赤塚敬司, 小畑友紀雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:薬学教育モデル・コアカリキュラムでは, 「一次救命処置 (心肺蘇生, 外傷対応等 (BLS : Basic Life Support) を説明し, シミュレータを用いて実施できる」ことが求められている. BLS講習として, 近年では簡便かつ短時間で, 実践的なトレーニングが可能であるPUSHコースが知られており, 薬学教育での導入に適していると考えられる. 本総説では, 「すべての薬剤師がBLSを身に付けたニューノーマル時代に」と題してシンポジウムを行い, 心臓突然死やBLSに関する基本的な知識および技能について共有した上で, 大学における薬学生へのPUSHコースの実践例と受講者の意識変化, 地域の薬局が関与したBLSの症例, および薬剤師に今後求められる役割について議論した. 本総説では, その内容について紹介する.
ISSN:2432-4124