福山大学におけるビデオ会議システムを用いた実務実習セミナーの取り組みと今後の可能性について

臨床の現場で活躍する薬剤師を育成するにあたり, 薬物療法の実践能力を修得することは非常に重要である. 福山大学では, 実務実習セミナーを通し, 実習期間中に様々な施設で実習をしている学生及び, 教員がともに集まり, 討議をすることで, 学生間の情報共有を可能とし, また発表内容を「薬物療法の実践」に焦点化することで, 学生の薬物療法に係る能力を醸成してきた. しかし, COVID-19パンデミック下で, 対面による実務実習セミナーが困難となり, ビデオ会議システムを用いた実務実習セミナーを実施した. ビデオ会議システムを用いることの利点, デバイスの問題への対応, 自宅からの参加ならではの副次...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:薬学教育 2021, Vol.5, p.73-77
Hauptverfasser: 猿橋裕子, 長崎信浩, 木平孝高, 広瀬雅一, 佐藤英治
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:臨床の現場で活躍する薬剤師を育成するにあたり, 薬物療法の実践能力を修得することは非常に重要である. 福山大学では, 実務実習セミナーを通し, 実習期間中に様々な施設で実習をしている学生及び, 教員がともに集まり, 討議をすることで, 学生間の情報共有を可能とし, また発表内容を「薬物療法の実践」に焦点化することで, 学生の薬物療法に係る能力を醸成してきた. しかし, COVID-19パンデミック下で, 対面による実務実習セミナーが困難となり, ビデオ会議システムを用いた実務実習セミナーを実施した. ビデオ会議システムを用いることの利点, デバイスの問題への対応, 自宅からの参加ならではの副次的効果, さらに, 今後の可能性について紹介する.
ISSN:2432-4124