骨粗鬆性椎体骨折偽関節に対するBKP術後の隣接椎体骨折に関する検討

保存療法に抵抗性で,椎体内cleftを伴う骨粗鬆症性椎体骨折に対しBKP単独手術を実施し3ヶ月以上経過した65例を調査した.隣接椎体骨折の発生率は12%であった.仰臥位での局所弯角の変化から見た椎体不安定性と隣接椎体骨折に相関は無かった.椎体内cleftの偏在が頭側にある場合は頭側の隣接椎体骨折が,尾側にあれば尾側の隣接椎体骨折が生じ,椎体正中にある場合には隣接椎体骨折は発生していなかった....

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Veröffentlicht in:Journal of Spine Research 2020/12/20, Vol.11(12), pp.1357-1361
Hauptverfasser: 今井, 大輔, 大田, 秀樹, 松本, 佳之, 井口, 洋平, 巽, 政人, 柴田, 達也, 眞田, 京一, 木田, 浩隆, 竹光, 義治
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:保存療法に抵抗性で,椎体内cleftを伴う骨粗鬆症性椎体骨折に対しBKP単独手術を実施し3ヶ月以上経過した65例を調査した.隣接椎体骨折の発生率は12%であった.仰臥位での局所弯角の変化から見た椎体不安定性と隣接椎体骨折に相関は無かった.椎体内cleftの偏在が頭側にある場合は頭側の隣接椎体骨折が,尾側にあれば尾側の隣接椎体骨折が生じ,椎体正中にある場合には隣接椎体骨折は発生していなかった.
ISSN:1884-7137
2435-1563
DOI:10.34371/jspineres.2020-1207