第28回日本脊椎インストゥルメンテーション学会を主催して

2019年11月15日(金)16日(土)の2日間, つくば国際会議場にて第28回日本脊椎インストゥルメンテーション学会を開催いたしました. 今回の学会のテーマは「脊椎インストゥルメンテーション手術の精度・安全性向上のための工夫」とさせていただきました. 近年の脊椎インストゥルメンテーション手術の進歩は, 強固な固定性の獲得, 脊柱アライメントの矯正・保持を可能にしました. われわれは, 今, 脊柱再建という概念で脊椎手術を計画できる時代にいます. インストゥルメンテーションの導入により, 術後の外固定が簡略化でき, 早期にリハビリテーションを開始できるなど, その利点は極めて大きいと言えます....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Journal of Spine Research 2020/10/20, Vol.11(10), pp.1120-1121
1. Verfasser: 山崎, 正志
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:2019年11月15日(金)16日(土)の2日間, つくば国際会議場にて第28回日本脊椎インストゥルメンテーション学会を開催いたしました. 今回の学会のテーマは「脊椎インストゥルメンテーション手術の精度・安全性向上のための工夫」とさせていただきました. 近年の脊椎インストゥルメンテーション手術の進歩は, 強固な固定性の獲得, 脊柱アライメントの矯正・保持を可能にしました. われわれは, 今, 脊柱再建という概念で脊椎手術を計画できる時代にいます. インストゥルメンテーションの導入により, 術後の外固定が簡略化でき, 早期にリハビリテーションを開始できるなど, その利点は極めて大きいと言えます. 反面, スクリュー刺入に伴う血管損傷などの合併症のリスクが浮上して来ました.
ISSN:1884-7137
2435-1563
DOI:10.34371/jspineres.2020-1001