環軸椎後方固定術におけるステルスマイダスを用いたナビゲーション手術の有用性

2017年9月~2019年6月までの間,当院でステルスマイダスを用いてTan法で環軸椎後方固定術を行った14例,28本の環椎外側塊スクリューに対して検討した.すべての症例で明らかなscrewの逸脱は認めなかった.平均手術時間は115分(90~157分),平均出血量は36 g(少量~185 g)であり,手術中の神経・血管損傷等の合併症,および術後合併症は認めなかった.環軸椎手術におけるステルスマイダスを用いたナビゲーション手術は有用であると考えられた....

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Veröffentlicht in:Journal of Spine Research 2020/08/20, Vol.11(8), pp.1032-1037
Hauptverfasser: 井上, 忠俊, 菊地, 剛, 森田, 卓也, 志渡澤, 央和, 伊藤, 康夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:2017年9月~2019年6月までの間,当院でステルスマイダスを用いてTan法で環軸椎後方固定術を行った14例,28本の環椎外側塊スクリューに対して検討した.すべての症例で明らかなscrewの逸脱は認めなかった.平均手術時間は115分(90~157分),平均出血量は36 g(少量~185 g)であり,手術中の神経・血管損傷等の合併症,および術後合併症は認めなかった.環軸椎手術におけるステルスマイダスを用いたナビゲーション手術は有用であると考えられた.
ISSN:1884-7137
2435-1563
DOI:10.34371/jspineres.2020-0806