乳児期早期までの子どもにおけるヒヤリハット発生要因
【目的】乳児早期までの子どもの保護者が経験したヒヤリハットの発生要因を明らかにする.【方法】近隣市町に在住する4か月児健康診査を受診する子どもの保護者428人を対象に質問紙調査を行った.調査項目は,保護者の背景,子どもの発達とし,ヒヤリハット発生要因に関連するものについてSPSSver15を用いχ2検定にて解析した.【結果】有効回答が332人(77.6%)から得られ,59%の保護者がヒヤリハットを経験していた.経験していない保護者との間で,背景では同居家族,育児支援者,事故防止教育の項目で,子どもの発達では,定頸,「両脇を支え立たせると足をピョンピョンする」の項目で有意差を認めた.【考察】本調...
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Veröffentlicht in: | 日本公衆衛生看護学会誌 2018, Vol.7(3), pp.127-133 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【目的】乳児早期までの子どもの保護者が経験したヒヤリハットの発生要因を明らかにする.【方法】近隣市町に在住する4か月児健康診査を受診する子どもの保護者428人を対象に質問紙調査を行った.調査項目は,保護者の背景,子どもの発達とし,ヒヤリハット発生要因に関連するものについてSPSSver15を用いχ2検定にて解析した.【結果】有効回答が332人(77.6%)から得られ,59%の保護者がヒヤリハットを経験していた.経験していない保護者との間で,背景では同居家族,育児支援者,事故防止教育の項目で,子どもの発達では,定頸,「両脇を支え立たせると足をピョンピョンする」の項目で有意差を認めた.【考察】本調査から子どもの事故防止につながる情報が得られた.ヒヤリハット発生要因として,子どもに目配りできる大人の不在と事故防止教育の欠如が推測された. |
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ISSN: | 2187-7122 2189-7018 |
DOI: | 10.15078/jjphn.7.3_127 |