慢性下痢を主訴に来院した高齢者に発症した Monomorphic Epitheliotropic Intestinal T-cell Lymphomaの 1 例
「症例」【患者】86歳男性 【主訴】下痢 【既往歴】原発性胆汁性胆管炎, 上行大動脈瘤置換術後. 【現病歴】来院5か月前より食欲不振, 体重減少, 下痢を呈していた. 訪問診療医により経口栄養剤と末梢点滴にて対応されていたが改善乏しく, 15kgの体重減少を認めた. 下痢の回数は増加し, 1日30行以上下痢を来すようになった. 来院1週間前より嘔気も出現し, 食事も取れず, 当院救急部を受診した. 【入院時現症】Performance status 4, 体温36.6℃, 血圧103/66mmHg, 脈拍数104/min, 呼吸数20/min, 酸素飽和度96% (大気下) . 腹部に圧痛など...
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Veröffentlicht in: | 日本病院総合診療医学会雑誌 2021/05/31, Vol.17(3), pp.342-343 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「症例」【患者】86歳男性 【主訴】下痢 【既往歴】原発性胆汁性胆管炎, 上行大動脈瘤置換術後. 【現病歴】来院5か月前より食欲不振, 体重減少, 下痢を呈していた. 訪問診療医により経口栄養剤と末梢点滴にて対応されていたが改善乏しく, 15kgの体重減少を認めた. 下痢の回数は増加し, 1日30行以上下痢を来すようになった. 来院1週間前より嘔気も出現し, 食事も取れず, 当院救急部を受診した. 【入院時現症】Performance status 4, 体温36.6℃, 血圧103/66mmHg, 脈拍数104/min, 呼吸数20/min, 酸素飽和度96% (大気下) . 腹部に圧痛など認めない. 頸部, 腋窩, 鼠径部リンパ節は触知できない. |
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ISSN: | 2185-8136 2758-7878 |
DOI: | 10.60227/jhgmwabun.17.3_342 |