「風評被害」と「保健物理学」

日本保健物理学会創立50周年の記念すべき今年, 3月11日に東京電力福島第一原子力発電所で事故が発生した. 事故直後から政府は飲食物の摂取制限等については品目ごとに基準値を設定し, 検査体制を整備して国民の安全確保に努めた. 一方, 東北, 関東の主要都市の環境中の空間線量率測定結果はリアルタイムで公表し, また, 全国規模のヘリコプターによる放射性物質による汚染調査の測定結果についても公表し, 情報の公開化に努めている. このような状況にあっても, なお「風評被害」がやまない....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:保健物理 2011, Vol.46(4), pp.258-258
1. Verfasser: 沼宮内, 弼雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:日本保健物理学会創立50周年の記念すべき今年, 3月11日に東京電力福島第一原子力発電所で事故が発生した. 事故直後から政府は飲食物の摂取制限等については品目ごとに基準値を設定し, 検査体制を整備して国民の安全確保に努めた. 一方, 東北, 関東の主要都市の環境中の空間線量率測定結果はリアルタイムで公表し, また, 全国規模のヘリコプターによる放射性物質による汚染調査の測定結果についても公表し, 情報の公開化に努めている. このような状況にあっても, なお「風評被害」がやまない.
ISSN:0367-6110
1884-7560
DOI:10.5453/jhps.46.258