インプラント周囲炎のリスクファクターとしての歯周炎

口腔インプラント治療は初期段階では無歯顎患者のみに適応されましたが, 現在では有歯顎者にも適応が拡大され, 歯周病に易罹患性を示す患者に対してインプラント治療が適応されるケースが急増しています. 「喫煙」「ブラキシズム」および「重度な歯周疾患」は口腔インプラント治療のリスク因子と考えられており, 平成21年度歯科医師国家試験に出題されています. 歯周炎がインプラント周囲炎の「リスクファクターであることは日本の歯学教育では常識になりつつあるようです. したがって, 歯周病患者にインプラント治療を適応する際には, 適切な歯周炎の治療に加えて歯周炎のリスク管理が必要になりますが, このリスク管理が適...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:奥羽大学歯学誌 2012-06, Vol.39 (2), p.56-56
1. Verfasser: 高橋慶壮
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:口腔インプラント治療は初期段階では無歯顎患者のみに適応されましたが, 現在では有歯顎者にも適応が拡大され, 歯周病に易罹患性を示す患者に対してインプラント治療が適応されるケースが急増しています. 「喫煙」「ブラキシズム」および「重度な歯周疾患」は口腔インプラント治療のリスク因子と考えられており, 平成21年度歯科医師国家試験に出題されています. 歯周炎がインプラント周囲炎の「リスクファクターであることは日本の歯学教育では常識になりつつあるようです. したがって, 歯周病患者にインプラント治療を適応する際には, 適切な歯周炎の治療に加えて歯周炎のリスク管理が必要になりますが, このリスク管理が適切になされていないため, 埋入されたインプラントの周囲組織が破壊されるインプラント周囲炎が急増しています.
ISSN:0916-2313