AN69ST膜によるCHDF実施時のlifetime延長を目的とした技術的検討
AN69ST膜が敗血症患者に対し保険収載され効果が期待されている。一方で膜によるナファモスタットメシル酸塩の吸着によりlifetime(膜や血液回路の寿命)の短縮が懸念されている。lifetimeの短縮は治療効率の低下や回路交換に伴う労力増大,経済的負担など問題が少なくない。今回,AN69ST膜のlifetime延長効果を目的としたナファモスタットメシル酸塩によるプライミング法と従来より実施されている送血側からの抗凝固薬追加注入法(A/V分注法)を比較検討した。lifetimeの延長はA/V法において有意に認められた。...
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Veröffentlicht in: | 日本急性血液浄化学会雑誌 2017/06/01, Vol.8(1), pp.106-110 |
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Hauptverfasser: | , , , , , , , , , , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | AN69ST膜が敗血症患者に対し保険収載され効果が期待されている。一方で膜によるナファモスタットメシル酸塩の吸着によりlifetime(膜や血液回路の寿命)の短縮が懸念されている。lifetimeの短縮は治療効率の低下や回路交換に伴う労力増大,経済的負担など問題が少なくない。今回,AN69ST膜のlifetime延長効果を目的としたナファモスタットメシル酸塩によるプライミング法と従来より実施されている送血側からの抗凝固薬追加注入法(A/V分注法)を比較検討した。lifetimeの延長はA/V法において有意に認められた。 |
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ISSN: | 2185-1085 2434-219X |
DOI: | 10.34325/jsbpcc.8.1_106 |