三河木綿を用いたe-Learningコンテンツの効果
「要約」 三河木綿の種~繊維~糸~織物のプロセスを示すためにコンテンツを作成し, 学生の理解度や各コンテンツの評価を検討するためにアンケート調査を行った. その効果について検討した結果, 以下のような知見を得た. 調査項目の全体の平均評価点は, 理解4.18, 画像4.17, 説明文4.08, 興味3.76, 実行性3.32の順であった. 18個のコンテンツの全体の平均評価点は, 2つのコンテンツにおいて4.0以上であり, 他は3.70~3.98の間であり, コンテンツの平均は3.90で良好な結果であった. 1年生と3年生においては理解, 実行性, 説明文, 興味, 各コンテンツ平均に有意な差...
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Veröffentlicht in: | 名古屋女子大学紀要 家政・自然編 人文・社会編 2019-03 (65), p.73-83 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「要約」 三河木綿の種~繊維~糸~織物のプロセスを示すためにコンテンツを作成し, 学生の理解度や各コンテンツの評価を検討するためにアンケート調査を行った. その効果について検討した結果, 以下のような知見を得た. 調査項目の全体の平均評価点は, 理解4.18, 画像4.17, 説明文4.08, 興味3.76, 実行性3.32の順であった. 18個のコンテンツの全体の平均評価点は, 2つのコンテンツにおいて4.0以上であり, 他は3.70~3.98の間であり, コンテンツの平均は3.90で良好な結果であった. 1年生と3年生においては理解, 実行性, 説明文, 興味, 各コンテンツ平均に有意な差が認められ, 3年生の方が高かった. 組織~織りのスライドの平均評価点は低かったため, 改善してわかりやすいコンテンツを作成することが今後の課題として見出された. コンテンツ利用は, 実際に行うわけではないが体得感を得る教材として, 非常に効果があることが示唆されたので, 授業内容の補完などに活用していきたい. |
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ISSN: | 2185-7962 |