Total Knee Arthroplasty (TKA) の3次元術前計画にて使用可能な脛骨骨切りガイドの精度検証

「はじめに」Total Knee Arthroplasty (以下TKA) において正確な骨切り, 適切な軟部組織バランスそしてバランスのとれた屈曲伸展ギャップは, 良好な臨床成績を得る上で大変重要である. 特に, 当センターにて使用中のLCSTKAでは, 脛骨を最初に切除し, その後, gap techniqueにて大腿骨を切除するため, 不正確な骨切りによりgap balanceが変化する. また, 近年行われるようになっているmodified gap法においても, 基準となる骨きり面のため, その後の靭帯解離や, gap balanceに影響を与える. しかしながら, 通常の骨切りガイド...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本関節病学会誌 2014-07, Vol.33 (2), p.123-129
Hauptverfasser: 李泰鉉, 付岡正, 常泉吉一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」Total Knee Arthroplasty (以下TKA) において正確な骨切り, 適切な軟部組織バランスそしてバランスのとれた屈曲伸展ギャップは, 良好な臨床成績を得る上で大変重要である. 特に, 当センターにて使用中のLCSTKAでは, 脛骨を最初に切除し, その後, gap techniqueにて大腿骨を切除するため, 不正確な骨切りによりgap balanceが変化する. また, 近年行われるようになっているmodified gap法においても, 基準となる骨きり面のため, その後の靭帯解離や, gap balanceに影響を与える. しかしながら, 通常の骨切りガイドでは, 骨切りエラーがみられやすく, navigation systemの使用により骨きり精度が向上すると報告されている. 当センターでは, ナビゲーションシステムを2003年より導入しており, 2008年からはLexi社製の3次元テンプレートを使用している.
ISSN:1883-2873