多様で複雑な聴覚障害の問題を通して知識と社会を結び付けられる人材育成を目指して - 平成26年度金沢大学COC事業 地域志向教育研究費「推薦型」の報告

「はじめに」文部科学省(以下, 文科省)による「地(知)の拠点整備事業(大学Center Of Community; COC事業)」は, 大学等が自治体と連携し, 全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を支援して, 課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる, 地域コミュニテイの中核的存在としての大学の機能強化を図るとしている. 文科省のこの事業に, 金沢大学では「地域の感性を備えた人材を育て社会を繋ぐ『地(知)』の拠点」を事業名称として掲げ, 著者らは平成26年に採択されたので, 活動報告と次年度の計画も述べる. 当初の事業規模は, まず聴覚障害に対する基本的な知識を医学的側面, 訓...

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Veröffentlicht in:金沢大学つるま保健学会誌 2015-07, Vol.39 (1), p.133-135
Hauptverfasser: 能登谷晶子, 原田浩美, 橋本かほる, 砂原伸行, 横川正美
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」文部科学省(以下, 文科省)による「地(知)の拠点整備事業(大学Center Of Community; COC事業)」は, 大学等が自治体と連携し, 全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を支援して, 課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる, 地域コミュニテイの中核的存在としての大学の機能強化を図るとしている. 文科省のこの事業に, 金沢大学では「地域の感性を備えた人材を育て社会を繋ぐ『地(知)』の拠点」を事業名称として掲げ, 著者らは平成26年に採択されたので, 活動報告と次年度の計画も述べる. 当初の事業規模は, まず聴覚障害に対する基本的な知識を医学的側面, 訓練内容, 聴覚障害児を抱える親などから年6回を目標に得ることにした. 次に, 能登・金沢・南加賀地区で, 聴覚障害で学童以降の人からコミュニケーション障害について聞く. さらに, 現在訓練中の親と, 先輩親との交流会に参加する.
ISSN:1346-8502