耳鼻咽喉科診療における嗅覚検査

嗅覚はにおいを感じる化学感覚であり,これに異常が生じた状態を嗅覚障害という.嗅覚検査は自覚的検査と他覚的検査に分類されるが,現在臨床で用いられているのは自覚的検査のみである.本稿では国内で行われている自覚的嗅覚検査について,T&Tオルファクトメーター,静脈性嗅覚検査,嗅覚同定検査などを中心にその方法と特徴について解説する....

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Veröffentlicht in:におい・かおり環境学会誌 2022/05/25, Vol.53(3), pp.183-189
Hauptverfasser: 満山, 知恵子, 松脇, 由典
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:嗅覚はにおいを感じる化学感覚であり,これに異常が生じた状態を嗅覚障害という.嗅覚検査は自覚的検査と他覚的検査に分類されるが,現在臨床で用いられているのは自覚的検査のみである.本稿では国内で行われている自覚的嗅覚検査について,T&Tオルファクトメーター,静脈性嗅覚検査,嗅覚同定検査などを中心にその方法と特徴について解説する.
ISSN:1348-2904
1349-7847
DOI:10.2171/jao.53.183