肝膿瘍に急性化膿性心外膜炎を合併しショックをきたした一例

「抄録」 85歳男性. 肝膿瘍から急性化膿性心外膜炎を合併し, 急激に敗血症性ショックおよび閉塞性ショックとなった症例を経験した. 心嚢ドレナージ, 抗菌薬の投与など集中治療をすみやかに行い, 救命に成功し後遺症なく退院となった. 肝膿瘍から急性化膿性心外膜炎を合併した報告は本邦において2例のみであり, 極めて稀な症例と考えられた....

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Veröffentlicht in:名古屋市立病院紀要 2018-09, Vol.41, p.19-22
Hauptverfasser: 森川彰大, 佐伯知昭, 野田翼, 橋本朋美, 蓮尾隆博, 蜂矢健太, 関本暁, 吉田孝幸, 玉井希, 山下純世, 村上善正
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「抄録」 85歳男性. 肝膿瘍から急性化膿性心外膜炎を合併し, 急激に敗血症性ショックおよび閉塞性ショックとなった症例を経験した. 心嚢ドレナージ, 抗菌薬の投与など集中治療をすみやかに行い, 救命に成功し後遺症なく退院となった. 肝膿瘍から急性化膿性心外膜炎を合併した報告は本邦において2例のみであり, 極めて稀な症例と考えられた.
ISSN:0911-9809