骨粗鬆症患者に対し加圧トレーニングを施行した一症例

【目的】骨粗鬆症の患者に対し,加圧トレーニングを1年間行い,その効果を骨密度・骨強度・身体組成の面から検討すること。【方法】1年間にわたり加圧トレーニングを施行した原発性骨粗鬆症を罹患する80歳代の高齢女性に対し,骨密度・骨強度・身体組成の測定結果を後方視的に調査した。【結果】骨密度(腰椎・大腿骨)と骨強度(腰椎・大腿骨),身体組成のすべての項目において,改善が認められた。【結論】加圧トレーニングは,骨粗鬆症を有する高齢女性に対し,骨密度・骨強度を早期に改善させる可能性が示唆され,さらに,サルコぺニアなどの改善にも有用である可能性が考えられた。...

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Veröffentlicht in:理学療法の科学と研究 2019/02/15, Vol.10(1), pp.10_37-10_40
Hauptverfasser: 後藤, 和也, 山本, 達郎, 柏崎, ももこ, 三浦, 夏穂, 林, 翔平, 今福, 翔太
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】骨粗鬆症の患者に対し,加圧トレーニングを1年間行い,その効果を骨密度・骨強度・身体組成の面から検討すること。【方法】1年間にわたり加圧トレーニングを施行した原発性骨粗鬆症を罹患する80歳代の高齢女性に対し,骨密度・骨強度・身体組成の測定結果を後方視的に調査した。【結果】骨密度(腰椎・大腿骨)と骨強度(腰椎・大腿骨),身体組成のすべての項目において,改善が認められた。【結論】加圧トレーニングは,骨粗鬆症を有する高齢女性に対し,骨密度・骨強度を早期に改善させる可能性が示唆され,さらに,サルコぺニアなどの改善にも有用である可能性が考えられた。
ISSN:1884-9032
2758-3864
DOI:10.57476/srpt.10.1_10_37