自己免疫性甲状腺疾患に対する主要組織適合遺伝子複合体の関与

「抄録」目的:自己免疫性甲状腺疾患 (AITD) 発症へのHLAクラスII領域とクラスI領域の関与を明らかにする. 方法:AITD患者281人と健常対照者198人を対象に, HLAクラスII領域のDRB1とDQB1アリルおよびクラスI領域のA, BとCアリルを決定し, アリル頻度およびハプロタイプ頻度を比較検討した. 成績:DRB1についてはDRB1*08:03がAITD患者において有意に高頻度 (14.4% vs. 7.6%, Pc...

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Veröffentlicht in:近畿大学医学雑誌 2013-06, Vol.38 (1/2), p.55-61
Hauptverfasser: 村田佳織, 川畑由美子, 能宗伸輔, 山内孝哲, 馬場谷成, 原田剛史, 廣峰義久, 伊藤裕進, 朴忠勇, 武友保憲, 貫戸幸星, 板家純子, 末吉功治, 吉田左和, 池上博司
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「抄録」目的:自己免疫性甲状腺疾患 (AITD) 発症へのHLAクラスII領域とクラスI領域の関与を明らかにする. 方法:AITD患者281人と健常対照者198人を対象に, HLAクラスII領域のDRB1とDQB1アリルおよびクラスI領域のA, BとCアリルを決定し, アリル頻度およびハプロタイプ頻度を比較検討した. 成績:DRB1についてはDRB1*08:03がAITD患者において有意に高頻度 (14.4% vs. 7.6%, Pc
ISSN:0385-8367