学際的発展を導く家族療法と家族看護のコラボレーション

「I. はじめに」日本家族療法学会と日本家族看護学会の目的は「家族」という文脈で対人援助や臨床を考えることで共通している. 家族支援に関連した両学会がコラボレーションすることにより, どのような学際的発展が導きだされるのか, その可能性や課題について本論では述べたいと思う. 日本家族療法学会が臨床, 教育, 研究に提供してきたリソースは, 理論, 技法, 研究, 人である. 日本家族看護学会とコラボレーションした時, 理論, 技法, 研究, 人に, どのような相互作用が生まれ学際的発展に結びつけていくかはこれからの課題であろう. 本論で提示する内容は二つの学会をブレンドさせ学際的発展を産出する...

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Veröffentlicht in:家族看護学研究 2019-02, Vol.24 (2), p.226-232
1. Verfasser: 渡辺俊之
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「I. はじめに」日本家族療法学会と日本家族看護学会の目的は「家族」という文脈で対人援助や臨床を考えることで共通している. 家族支援に関連した両学会がコラボレーションすることにより, どのような学際的発展が導きだされるのか, その可能性や課題について本論では述べたいと思う. 日本家族療法学会が臨床, 教育, 研究に提供してきたリソースは, 理論, 技法, 研究, 人である. 日本家族看護学会とコラボレーションした時, 理論, 技法, 研究, 人に, どのような相互作用が生まれ学際的発展に結びつけていくかはこれからの課題であろう. 本論で提示する内容は二つの学会をブレンドさせ学際的発展を産出するための材料である. 何を活用し, どんな芳香や味わいを出すかは双方の学会員達の活動にかかっている.
ISSN:1341-8351