研究・教育活動推進委員会活動報告—2016〜2017年度

1.はじめに 2016〜2017年度の研究・教育活動推進委員会では,新体制発足時の理事会合意のもと,当学会による「高齢者看護ケアガイドライン(仮称)」を作成するための教育活動,および研究活動を推進した.2016年度の活動内容は,本誌第22巻第1号で報告しているが,本稿ではその後を含む2017年度までの2年間の活動成果について述べる. 前委員会では,①エビデンスに基づくガイドライン作成に関する会員等への教育の機会の提供とその普及,②研究的な取り組みによるガイドライン作成に向けた臨床課題(クリニカルクエスチョン;CQ)の精選とエビデンスの探索,そして③各CQに関する解説文の作成とGRADE(Gra...

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Veröffentlicht in:日本老年看護学会誌(老年看護学) 2018, Vol.23(1), pp.129-133
Hauptverfasser: 亀井 智子, 坂井 志麻, 松本 佐知子, 阿部 慈美, 菅原 峰子, 萩野 悦子, 川上 千春, 黒河内 仙奈, 金盛 琢也, 桑原 良子, 目黒 斉実
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:1.はじめに 2016〜2017年度の研究・教育活動推進委員会では,新体制発足時の理事会合意のもと,当学会による「高齢者看護ケアガイドライン(仮称)」を作成するための教育活動,および研究活動を推進した.2016年度の活動内容は,本誌第22巻第1号で報告しているが,本稿ではその後を含む2017年度までの2年間の活動成果について述べる. 前委員会では,①エビデンスに基づくガイドライン作成に関する会員等への教育の機会の提供とその普及,②研究的な取り組みによるガイドライン作成に向けた臨床課題(クリニカルクエスチョン;CQ)の精選とエビデンスの探索,そして③各CQに関する解説文の作成とGRADE(Grading of Recommendations Assessment, Development and Evaluation)に基づく推奨の提示を行った.なお,活動期間中に日本医療日本医療機能評価機構EBM普及推進事業(Minds)による診療ガイドライン作成マニュアル2017への改訂が行われたため,2017年度から改訂版に基づいた作成手順に修正を図った.2018年4月,この成果は正式なガイドライン作成に向けた委員会報告書としてまとめた.
ISSN:1346-9665
2432-0811
DOI:10.20696/jagn.23.1_129