分科会「教育研究の場」意見交換の報告

第2分科会では, 教育担当者と実習受け入れ施設の立場の2人の話題提供者からの話のあと, 自由に意見交換を行った. それらの主な内容をまとめると以下のようなことである. 看護教育におけるケアと記録の意味について「個人情報保護に縛られすぎて, 本来, 看護援助について学ばなければならないことを記録にできないという状況になってはならない」「学生が記録をなくす可能性があるから, 記録内容を制限するというのは少し行き過ぎである」しかし, 「もし, 紛失した場合, ケア上, 患者と濃密な会話をしている場合もあるので, 特定されないような考慮する必要がある」という意見が多かった....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本老年看護学会誌(老年看護学) 2006/03/15, Vol.10(2), pp.121
Hauptverfasser: 髙﨑 絹子, 石垣 和子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:第2分科会では, 教育担当者と実習受け入れ施設の立場の2人の話題提供者からの話のあと, 自由に意見交換を行った. それらの主な内容をまとめると以下のようなことである. 看護教育におけるケアと記録の意味について「個人情報保護に縛られすぎて, 本来, 看護援助について学ばなければならないことを記録にできないという状況になってはならない」「学生が記録をなくす可能性があるから, 記録内容を制限するというのは少し行き過ぎである」しかし, 「もし, 紛失した場合, ケア上, 患者と濃密な会話をしている場合もあるので, 特定されないような考慮する必要がある」という意見が多かった.
ISSN:1346-9665
2432-0811
DOI:10.20696/jagn.10.2_121