12 睡眠中の6自由度顎運動測定システムの開発

「I. 目的」近年, 睡眠関連疾患 (睡眠時無呼吸症候群SASなど) が日常生活に重大な影響を及ぼすことが認識され社会問題となっている. またSASに対するスプリント治療が歯科に求められるなど歯科領域からの取組みの必要性が高まっている. しかし, 睡眠と口腔との関連については不明な点が多い. 本研究では, 睡眠中の下顎の動態を明らかにすることを目的に従来の測定器より小型化した6自由度顎運動測定システムを開発した. 「II. 方法」「1. 睡眠時6自由度顎運動測定システム」6自由度顎運動測定器, 生体信号収録装置, GPS同期型刻時装置およびモニタで構成した. 1) 6自由度顎運動測定器 : 口...

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Veröffentlicht in:日本顎口腔機能学会雑誌 2009-02, Vol.15 (2), p.164-165
Hauptverfasser: 野口直人, 重本修伺, 大倉一夫, 薩摩登誉子, 鈴木善貴, 山本修史, 中野雅徳, 西川啓介, 竹内久裕, 久保吉廣, 坂東永一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「I. 目的」近年, 睡眠関連疾患 (睡眠時無呼吸症候群SASなど) が日常生活に重大な影響を及ぼすことが認識され社会問題となっている. またSASに対するスプリント治療が歯科に求められるなど歯科領域からの取組みの必要性が高まっている. しかし, 睡眠と口腔との関連については不明な点が多い. 本研究では, 睡眠中の下顎の動態を明らかにすることを目的に従来の測定器より小型化した6自由度顎運動測定システムを開発した. 「II. 方法」「1. 睡眠時6自由度顎運動測定システム」6自由度顎運動測定器, 生体信号収録装置, GPS同期型刻時装置およびモニタで構成した. 1) 6自由度顎運動測定器 : 口腔内用三軸コイルを用いた6自由度顎運動測定器を開発した. 2) 生体信号収録装置 : 携帯型ポリソムノグラフ装置 (TEAC 社製Polymate1132) を用いて脳波, 眼振, 心電図などの生体信号を記録した.
ISSN:1340-9085