巻頭言 細胞検査士委員会の役割について

2015年より細胞検査士委員会の委員長を拝命しておりますが, 細胞検査士委員会ではどのような活動をしているか, ご紹介したいと思います. まず毎年行われている細胞検査士資格認定試験の運営であります. 細則に細胞診検査士資格認定試験委員長は, 原則として細胞検査士委員長が行うこととなっております. 第1回は1969年に開始されて, 昨年で第53回となりました. ここで歴代の委員長を調べてみました. 橋本敬祐, 田中昇, 石束嘉男, 澤田勤也, 長谷川寿彦, 坂本穆彦, 工藤隆一, 馬場雅行, 廣岡保明, 越川卓の方々が委員長を務められています(敬称略). そうそうたるメンバーが担当されていること...

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Veröffentlicht in:日本臨床細胞学会雑誌 2021-05, Vol.60 (3), p.0-0
1. Verfasser: 加藤久盛
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:2015年より細胞検査士委員会の委員長を拝命しておりますが, 細胞検査士委員会ではどのような活動をしているか, ご紹介したいと思います. まず毎年行われている細胞検査士資格認定試験の運営であります. 細則に細胞診検査士資格認定試験委員長は, 原則として細胞検査士委員長が行うこととなっております. 第1回は1969年に開始されて, 昨年で第53回となりました. ここで歴代の委員長を調べてみました. 橋本敬祐, 田中昇, 石束嘉男, 澤田勤也, 長谷川寿彦, 坂本穆彦, 工藤隆一, 馬場雅行, 廣岡保明, 越川卓の方々が委員長を務められています(敬称略). そうそうたるメンバーが担当されていることがわかりますが, それぞれの委員長が試行錯誤を重ね現在の試験体制を築き上げられました. 着任して年々この歴史の重みを実感しております. さて現在の試験は, 1次試験として筆記試験, その合格者が2次試験として顕微鏡を用いたスクリーニング及び同定, 手技(2020年は新型コロナ感染対策のため手技中止)の科目で判定し最終合格者を決定しています.
ISSN:0387-1193